東京市場 午後 ドル円・クロス円、下押し先行も持ち直し

2013年08月09日 17:03

 午後になって発表された、中国の各種経済指標では、7月鉱工業生産が+9.7%と、市場予想の+8.9を大きく上回る結果となった。前日の貿易統計以降、中国の経済データが総じて安定していたことで、市場のセンチメントが改善。ドル円・クロス円は、後場になって下げ幅を広げていた日経平均の動きにも上値を抑えられて下押しが先行したが、中国の経済指標を好感した株価の反発を背景に持ち直した。また、中国景気に敏感な豪ドルは、対ドルで高値を更新するなど底堅く推移した。
 ドル円は96.33円まで売られた後は、中国の指標発表後に96.70円前後まで反発。クロス円も同様に、ユーロ円が128.93円から129円半ば、ポンド円は149.69円から150円半ば、豪ドル円が87.79円から88.30円近辺、NZドル円は76.99円から77円半ばまで持ち直した。日経平均は前日比9円高の13615円へと戻り高値から押し戻されて取引を終えた。
 ドルストレートは閑散な取引を継続させた。ユーロドルは1.33ドル後半で、日通しの値幅が15p程度と膠着。ポンドドルも1.55ドル半ばで値動きがなかった。ただ、中国データを好感した豪ドル/ドルは、0.9150ドルまで上値を伸ばして高値を更新。中国の主要データを受けて景気減速懸念が後退したことから、利下げを実施した豪準備銀行(RBA)理事会後の下げ止まりから、徐々に下値の固さが増しつつある。