米調査会社 新興国市場からの週間資金流出額は30億ドル超に
2013年08月23日 19:58
米調査会社EPFRグローバルのデータによると、新興国市場からの資金流出はペースを速め、8月21日までの1週間で流出額が30億ドル超に達したことが分かった。複数の銀行が23日に明らかにした。米緩和策縮小観測を背景に新興国市場の資産はここ数週間で大きく売り込まれている。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が年内の緩和策縮小の可能性に言及し5月下旬以降、新興国債券ファンドからの資金流出総額は204億ドルとなった。アジアやラテンアメリカのファンドからの資金流出が大きかったという。(ロイター)