米ロ外相会談開幕、シリアの対応「不十分」と

2013年09月13日 07:16

シリア問題で米ロ外相会談が、スイスのジュネーブで始まった。ケリー米国務長官はロシア提案に対するシリアの言動は不十分と批判し、シリアを強くけん制している。

シリアのアサド大統領は同兵器に関する国際機関への情報開示を加盟の1ヵ月後に始めると説明したが、ケリー長官はそうしたシリア側の前提条件は受け入れられないとの姿勢を示した。外交努力が失敗すればシリアへの武力行使が必要になるとの米側の姿勢もあらためて強調している。

会談は13日までの日程だが、延長される可能性もある。