海外市場の注目ポイント 米財政協議、ギリギリの交渉
2013年10月11日 14:01
本日の注目ポイントは引き続き米財政協議の行方となろう。東京早朝は、米大統領と米共和党下院議長の会談で妥協案が合意できなかったことが、円買いを誘う場面があった。しかし、その後も現地時間夜にかけて双方の協議が継続する、との報道で市場には財政協議進展への楽観的なムードが広がっている。ただ、10月17日の債務上限引き上げ期限にかけてこの三連休が山場となることは間違いないとみられており、不調に終わるリスクもある。現在、まさしくギリギリの交渉が続けられている状況だ。G20各国からは早期解決を望む圧力もかけてられているが、予断を許さない状況に変わりはない。ネガティブ、ポジティブ双方に相場が急変する可能性もある。