東京市場 午後 豪ドル反発 予想通りの利下げ実施で材料出尽くし

2013年08月06日 15:36

 東京タイム午後は豪ドルが上昇。豪準備銀行(RBA)はこの日の理事会で、政策金利を過去最低の2.50%へと引き下げた。ただ、利下げは市場の大方の予想通りだったことで、目先の材料出尽くしから発表後に買い戻しが入った。声明文では「豪ドルは時間の経過とともに一段と下落の可能性」があるとしたほか、「成長の促進のために見通しを分析し、政策を調整する」と、前回の内容を踏襲。追加緩和への特段の手掛かりはなく、短期筋の巻き戻しも誘った格好となった。その他では、日経平均が大引けで14400円台を回復する高値引けとなったことで、ドル円・クロス円にも持ち直しの動きがあった。豪ドル円の上昇や中国株の切り返しも円安を誘導した。ただ、株価の上げ幅に対して各通貨の戻りは鈍く、依然として上値の重さはあった。
 豪ドルはRBAの利下げ発表後、対ドルは0.8988ドル、対円は88.41円まで上値を伸ばした。ただ、豪ドル円は前日高値をわずかに上回る程度の上げにとどまったほか、対ドルも2010年後半以来の低水準での推移を継続させている。また、ドル円は98.48円まで上昇。株価と豪ドル円の反発が支えとなった。ユーロ円は130.54円、ポンド円は151.06円、NZドル円は77.31円、加ドル円は95.02円まで高値を塗り替えた。
 一方でドルストレートはまちまち。NZドル/ドルは豪ドルにつれて0.7860ドル台まで切り返したが、ユーロドルは1.3248ドル、ポンドドルは1.5332ドルまでじり安。ユーロ/豪ドルや、ポンド/豪ドルでの豪ドル買い戻しも圧迫要因となった。