東京市場 午後 材料難から小動き、ロンドン休場で取引も手控えムード
2013年08月26日 15:30
東京午後の動意は限定的。先週末の米ワイオミング州ジャクソンホールでの黒田日銀総裁の講演への反応も乏しく、東京タイムは材料にも欠けたことから為替に限らず金融市場は、全般的に動意は見られず。さらに、この後のロンドン市場もサマーバンクホリデーで休場とあって欧州勢の積極的な動きが期待できないことも取引を手控えさせた。
午前からの流れでドル円は98円半ばから後半での動きとなり、クロス円もユーロ円が132円前半、ポンド円は153円半ばを中心とした推移となった。資源国通貨も、豪ドル円は89円前半、加ドル円は94円ちょうど前後での小動きとなった。NZドル円については朝方発表されたNZ7月貿易収支の予想比悪化もあったがレンジ相場をブレイクするような展開とはならず、午後は77円前半での比較的しっかり推移した。
ドルストレートも小幅なレンジでの上下。東京タイムにおいては直近、円相場主体の動きに左右されることの多いドルストレートにおいて、本日は円相場が小動きとなっていることから方向感は出にくく、ユーロドルは1.33ドル後半、ポンドドルは1.55ドル後半で推移し、資源国通貨においては、豪ドル/ドルは0.90ドル前半、NZドル/ドルは0.78ドル前半での小動きとなった。