東京市場 午後 ドル円・クロス円持ち直すも、リスク回避色は根強い
2013年08月28日 15:49
東京タイム午後、ドル円・クロス円は持ち直すもレンジは限定的。日経平均が前日比300円超の下落から持ち直したことも支えとなり、ドル円・クロス円は持ち直す動きを見せたものの、やはり緊張の度合いを増すシリア情勢への懸念などからリスク回避志向が根強いなか、結局日経平均が前日比203円安で引けたこともあって、ドル円・クロス円の戻りも限定的なものにとどまった。
ドル円・クロス円は持ち直す。日経平均の下落幅縮小を背景に、ドル円は97.44円、ユーロ円は130.30円まで上昇。また資源国通貨についても、豪ドル円は86.47円を安値に87円の大台を回復させる動き。またNZドル円も本日高値75.85円に迫った。ただ、日経平均の下落幅縮小が前日比プラス圏を回復させるような力強いものではなかったことからドル円・クロス円ともに戻りは限定的だった。
ドルストレートは、ややドル円の上昇が重しとなる格好で、ドル高に傾斜。全般的にレンジは狭かったものの、ユーロドルは1.3373ドル、ポンドドルは1.5505ドルまで下落した。資源国通貨も、豪ドル/ドルは0.8904ドルへ下落。NZドル/ドルも0.77ドル半ばを中心に上値の重さが見られた。ただ、ドル円の上昇が一巡するとドルストレートの値動きも落ち着くこととなった。