東京市場 午後 イベント待ちも、株価の動きにつれて急激に円高傾斜

2013年07月10日 15:22

東京タイム午後、円高に傾斜。午後に入ってからは中国貿易収支の黒字幅縮小による影響も限定的なものにとどまると、海外タイムに米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、さらにはバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え様子見ムードが広がる展開となった。ただ、午後に入り日経平均が前日比100円超の大幅安となったことから、これを受けて為替相場では大きく円高に振れる格好となった。

ドル円・クロス円は円主導で下落。イベントを控えもみ合い相場が続くなかではあったが、日経平均をはじめといたアジア株の下落にともなう円買い戻しが進み、ドル円は100.29円まで下押した。クロス円も徐々に上値が重くなり、ユーロ円は128.20円、ポンド円は149.44円まで一気に円高に振れた。資源国通貨では、午前中の中国貿易収支の結果を受けて売りに傾斜した豪ドル円は、午後に入ってからのレンジは限定的で92円半ばで推移。一方、NZドル円は78.95円、加ドル円は95.42円まで売られるなど、株価の下落が重しとなり下値を試した。

ドルストレートについては、海外タイムに公表となるFOMC議事録ならびにFRB議長の講演への市場の注目度が高いなかにおいてレンジは限定的だったが、ドル円の下落が後押しとなり、ユーロドルは1.2792ドルまで、ポンドドルは対ユーロでの上昇を支えに1.4911ドルまで買われる場面が見られた。また資源国通貨は、レンジは狭いながらも比較的しっかりとした動きで、豪ドル/ドルは0.9218ドルまで上昇したほか、ドル/加ドルも1.0504加ドルまでドル売り・加ドル買いが進んだ。