東京市場 午前 中国PMI予想比悪化で、オセアニア通貨軟調

2013年07月24日 12:00

 東京タイム午前では、オセアニア通貨がやや弱含む展開となった。中国7月HSBC製造業PMIの発表前には、NZドル・豪ドルともに堅調な動きが続いた。NZドル/ドルはNZ6月貿易収支が市場予想を上回ったことを受けて0.8015ドルまで上昇した。また、豪4-6月期消費者物価指数(前期比)が+2.4%となったことを受けて、発表直後は豪ドル売りが先行し、豪ドル/ドルは0.9245ドルまで下押しするもすぐ反発し、0.9319ドルまで上値を伸ばした。ただ、その後に発表された中国7月HSBC製造業PMIが47.7と、市場予想や前月より悪化したことでオセアニア通貨は売りが優勢に。豪ドル/ドルは0.92ドル半ばまで押し戻され、NZドル/ドルは0.7949ドルまで下値を広げた。オセアニア通貨売り・ドル買いに連動して、他通貨でもややドルの買い戻しが優勢となり、ユーロドルは1.3199ドル、ポンドドルは1.5352ドルまで小幅に下落した。
 ドル円・クロス円はまちまち。日経平均が軟調推移となったほか、6月貿易収支が1808億円の赤字となり、市場予想の赤字額を上回って12カ月連続の赤字を記録したが、ドルの反応は薄く99円半ばでの膠着が続いた。その後、中国PMIを受けてドル買いが優勢になると、99.79円まで上値を伸ばしたが値動きは限定的。また、豪ドル円は92.06円、NZドル円は79.23円まで下落した一方で、ユーロ円は131円半ば、ポンド円は153円前後、加ドル円は96円半ばでしっかり。
 午後のドル円は、99円半ばを中心とした方向感に欠ける動きが続きそうだ。ただ、米長期債利回りは時間外取引でやや上昇しており、上昇基調を強めればドル円も再び100円復帰を試す展開も考えられそうだ。また、午前では日経平均や中国株の動意は鈍かったが、変動幅が大きくなるとドル円も動意づく可能性はあるか。