東京市場 午前 ドル円は「いって来い」、99円前半から半ば

2013年07月23日 15:10

 東京タイム午前では、円買いが先行するも手掛かりが少なく、ドル円は限定的な値動きにとどまると結局は「行って来い」となった。昨日のNYタイムの流れを引き継ぎ、ドル売り圧力が残るなかでドル円には売りが先行。日経平均が前日比100円安近辺でスタートすると、ドル売り・円買いが強まって、昨日安値を下回る99.14円まで下値を広げた。ただ、その後は日経平均がプラスサイドに持ち直したことで、ドル円は99円半ばまで戻した。クロス円もドル円に連れて売りが先行し、ユーロ円は130.69円、ポンド円は152.33円まで下落したが、株価の持ち直しを受けてこちらもNY終値水準まで戻した。内閣府が発表した7月の月例経済報告では、景気判断が3カ月連続で上方修正され、「自律的回復に向けた動きもみられる」との文言が追加されたほか、生産の増加傾向が示されたことが株高につながった可能性はある。
 オセアニア通貨は堅調。中国景気減速懸念が後退したことを背景に中国株が続伸したことも好感されて、NZドル/ドルは6月19日以来の0.80ドル台を回復を達成して0.8007まで上昇したほか、豪ドル/ドルは0.9287ドルまで上値を広げた。また、対円でも豪ドル円は92.45円、NZドル円は79.72円まで上げ幅を拡大させた。そのほかの主要通貨も対ドルでしっかり。海外市場からのドル高修正の圧力が残るなか、ユーロドルは1.3208ドル、ポンドドルは1.5377ドルまで小幅に上場した。もっとも、手掛かりが不足するなかで値動きは限られている。
 午後のドル円は、引き続き99円半ばを中心に99円台での動きが続くか。日経平均が100円超上昇して前場の取引を終えたが、ドル円の上値には重さが感じられ、前日から小幅ながら下値を切り下げていることも気にかかる。新規材料が不足するなかでは、100円の大台を回復させる勢いはなさそうだ。