東京市場 ドル円は一時99円台を回復 株価急速にプラス圏に戻す
2013年09月26日 14:21
為替は米予算審議の難航を受けた株価軟化から円買いが先行したものの、日経平均株価が前引けにかけ急速にプラス圏を回復したことを好感し、円売りが盛り返した。政府が法人税率の引き下げを「早急に検討」する方針との報道や、公的年金の運用見直しを議論する有識者会議が報告会見をするとの話も意識されていたようで、日経平均は前日比49円高で前場を引けた。
ドル円は月末応答日の仲値にかけ98.27円まで下落したものの、株価の上昇とともに99.12円まで上昇。クロス円も同様の動きを見せ、ユーロ円は132.90円から133.91円まで、ポンド円は158.03円から159.26円、豪ドル円は92.05円から92.71円、NZドル円は81.04円から81.71円、加ドル円は95.25円から96.00円まで上昇した。
円主導の展開となるなか、ユーロドルは1.35ドル前半、ポンドドルは1.60ドル後半、豪ドル/ドルは0.93ドル半ば、NZドル/ドルは0.82ドル半ばを中心とした上下にとどまった。