本日の見通し(為替) ドル円方向感出づらい、注目はRBA金融政策発表

2013年08月06日 08:15

 NYタイムの為替市場はドル買いが先行。この日発表された米7月ISM非製造業景況指数が56.0と、市場予想53.1を上回ったことが手掛かりとなった。ただ、先週末の米雇用統計を受けて早期の緩和縮小への期待感が後退した流れを打ち消すだけの強いインパクトはなく、買い戻し一巡後はドルの上値は重くなるなど、各通貨の値幅は限定的だった。ドル円は、ドルの買い戻しが先行したことから、98.80円付近までの戻りを試したが、上値も重く98.18円まで弱含んだ。ユーロドルは1.32ドル半ば、ポンドドルは1.53ドル半ばを中心に底堅い動きとなったほか、クロス円の上値も重く、ユーロ円は130.17円まで下押した。
 ドル円は、本日も上値の重い展開となるか。米連邦公開市場委員会(FOMC)と米雇用統計といった一連のイベントは通過したものの、米量的緩和(QE)の縮小時期について明確な手がかりとはならなかった。今後も米経済データを眺めながら、QE縮小時期を探る展開は続き、為替相場はしっかりとした方向感は出づらい。ただ、9月のFOMCによるQE縮小の思惑は根強く、ドル円の下値は限られる公算は少なくない。97円台では押し目買い意欲も強いようで、下押しても97円半ばにとどまる可能性が高そうだ。本日の東京タイムでは、豪準備銀行(RBA)の政策発表が予定されている。25bpの利下げが確実視されており、RBA声明文でも通貨安を容認するスタンスは維持されると思われる。RBAの政策金利・声明発表で変化が見られるか注目したい。