本日の見通し(為替) ドル円に期待感続くか懐疑的

2013年08月13日 08:04

 NYタイムではドル円が上昇。13日に発表される、米小売売上高への期待が高まったとの声が聞かれるなか、米長期金利の上昇とともに96.95円まで上値を拡大。また、ユーロ円は128.92円、ポンド円は149.93円、加ドル円は94.08円まで高値を更新した。一方でユーロドルは、ギリシャが来年初めまでに追加支援を要するとの報道で下押しが先行したが、独政府がこれを否定したことで持ち直すなど、1.33ドル前後で上下に振れた。
 ドル円は本日早朝、前日来の流れを引き継いで97.32円まで続伸し、7日以来の97円台回復を果たした。前日の本邦GDPの結果で日銀の追加緩和の思惑が台頭したことや、安倍首相が法人税の実効税率引き下げを検討するように関係者に指示したと伝わったことも円売りを後押ししたとの声も聞かれた。ただ、米小売データへの期待など、思惑だけで水準を戻したドル円が、このまま上値を一段と伸ばせるかは懐疑的。調整トレンドへの回帰も一応は想定しておきたい。東京タイムでは、6月機械受注や7月開催分の日銀議事録の公表が予定されているが、どちらも相場へのインパクトは限定的だろう。海外時間には独・ユーロ圏のZEW景況指数や、期待先行で否応なしに注目度が高まった前述の米小売データの発表が予定されている。お盆休みで引き続き参加者に乏しいなか、株価動向に影響を受ける時間帯が長くなることが考えられそうだ。