本日の見通し(為替) ドル円、100円台では底堅い動きに

2013年07月09日 08:28

8日の為替市場では、先週末の強い米雇用統計を手がかりとしたドル高が調整された。ドル円は101.54円まで上昇した後、100.78円まで失速。ユー ロドルは1.2883ドルまで買い戻された。ユーロ圏財務相会合では、ギリシャ支援融資が分割ながら実施されることが合意に至っている。その他の通貨に対 してもドル安となり、ポンドドルは1.49ドル後半、豪ドル/ドルは0.91ドル半ばまで反発した。クロス円はしっかり。ドル円の円高推移が重しとなった が、欧州通貨や資源国通貨が対ドルで堅調だったことがサポートとなった。
本日の東京タイムでは、ドル円は底堅く推移すると想定される。昨日は調整 のドル売りから押し戻される格好となったが、下値は7月3日高値100.86円前後でサポートされており、浅押しにとどまっている。この水準が鮮明にブレ イクされると100円前半を目指して軟化すると思われるものの、米量的緩和の9月縮小観測があるため、ドル売りが一方的に強まるようなシナリオは限られ る。ただ、本日から来週明けにかけて中国経済指標の発表が続くなかで、中国景気の減速懸念を一段と強める結果が見受けられると、中国株安が円買いを誘う可 能性は高い。本日発表の中国経済指標は生産者物価指数・消費者物価指数であり、景気に対する連想は働きにくいものの、念のため注意を払っておきたい。