本日の見通し(株式) 日経平均は短期フシまでの反発か

2013年08月19日 08:14

 東京市場は反発が予想される。休暇明けで売買代金の増加に期待したいところだが、目立った材料はなく市場参加者の増加は見込みづらい。為替市場を睨みながら先物市場が主導する展開が予想される。
 為替市場で注目はユーロ円の動き。現在は5月に付けた円安水準(1ユーロ=133.80円)からそう距離が遠くない水準を維持している。高値圏で三角もち合いを形成している可能性が高く、日本株にとっても短期的には目が離せない。今週の欧州の経済指標では、仏、独、ユーロ圏の8月製造業・サービス業PMI(8/22)が発表される以外に目立った材料はないが、欧州株高で景気減速懸念が和らぐムードが強まれば、ユーロ買いが加速する展開なども想定しておきたい。欧州売り上げ比率が高いところでは、26週移動平均線上を維持しているソニー(6758)や、アルパイン(6816)、DIC(4631)など。逆に、26週移動平均線からのマイナス乖離率がリーマンショック直後の水準まで広がったニコン(7731)のリバウンド狙いに注目したい。

 日経平均株価の予想レンジは13630円-13800円。5日線(13767円、8/16現在)、転換線(13797円、8/19予想値)までの上昇が予想される。基調に変化が生じやすいのは、8/22、26-30となる。
 週足では26週線(13448円)を意識して反発できるかが焦点。一目均衡表では、順調であれば来週は転換線(13855円、8/19予想値)の強い上昇が見込まれる。今週は基準線(13598円、8/19予想値)をサポートに転換線を上回っておきたい局面である。
 国内では法人税率引き下げが検討されており、先週はアベノミクスへの期待感が再び膨らむ場面があった。一方、9月にはオリンピック開催地の決定、消費増税が決定される可能性、米国ではFOMCにおける量的緩和縮小の可否などがあり、9月は相場を動かずイベントは多い。

 16日のNY株式市場は続落。ダウ平均は前日比30.72ドル安の15081.47ドルで終了した。直近の大幅安の反動により買いが先行したが、7月住宅建設許可件数や8月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が市場予想を下回ったことが嫌気された。また、米10年債利回りの上昇ペースが拡大したことから、米経済へ短期的にネガティブな影響を与える可能性も警戒感を強めるかたちとなった。
 NASDAQは前日比3.34ポイント安、S&P500は5.49ポイント安で終了。円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ45円安の13625円、ドル建ては25円安の13645円で終えた。