本日の見通し(株式) 売買代金盛り上がりに欠け、政策関連株への資金流入か

2013年07月23日 08:24

 東京市場はもみ合いの展開か。小幅な動きとなった欧米株式から材料は見出せず、海外投資家も静観ムードの印象だ。参院選を通過したことで4-6月期決算動向が焦点となる。輸出関連企業は1-3月期同様、新興国や欧州の景気減速への警戒を続けながらも円安メリット頼み。それだけに円高方向への動きには株価は敏感だろう。東証一部の騰落レシオ(25日)が140%台まで上昇しており、過熱指標を気にせずに上値を追えるような材料は見当たらない。売買代金の盛り上がりに欠く展開が予想され、成長戦略分野、TPPなど政策関連株への物色がわかりやすく資金流入が続くだろう。 

 日経平均の予想レンジは14615円-14750円。目先的にはもみ合いから終値ベースの直近高値(14808円、7/18)を上回れるかが焦点となる。週足の一目均衡表上では、転換線(13684円)が一時的に下落に転じたことによる下落圧力を考慮しつつ、日足の一目均衡表上では遅行線の好転が続いていることや、基準線(13751円)の上昇基調などのポジティブな環境は続く見込み。抵抗帯(雲)などがサポートになりえることに加え、25日線(13874円)や75日線(13819円)なども13850円前後を推移しており、現状では深押しは想定しづらい。  22日のNY株式相場は小幅上昇。ダウ平均は1.81ドル高の15545.55ドルで終了した。マクドナルドの軟調な決算が重荷となったが、コモデティ取引に関して米当局が金融機関の調査に入るとの観測が浮上するなか、金や銀、銅など一部の非鉄金属にショートカバーが入り、ニューモント・マイニングなどの素材株の一角に買いが入り相場を下支えした。NASDAQは前日比12.77ポイント高、S&P500は3.44ポイント高で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ15円安の14675円、ドル建ては60円高の14750円で終えた。