日経平均寄与度ランキング(午後)
値上がり寄与度トップは年初来高値更新のソフトバンク<9984>
2013年07月17日
*15:09JST
17日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり101銘
柄、変わらず16銘柄となった。
日経平均は4日続伸。昨晩の欧米株安や円高進行が嫌気され、主力株を中心に利益確
定売りが先行した。ただし、米バーナンキFRB議長の議会証言、週末の参院選の結果
を見極めたいとの見方から売り込むムードもなく、売り一巡後は下げ渋る格好に。
中国アリババの業績が絶好調でソフトバンク<9984>が値上がり寄与度トップ(約35
円)に。ファーストリテ<9983>は寄与度2位。また、4-6月期の営業利益が前年同期比
で4倍と前日に報道された富士重<7270>は寄与度5位に。その他、ホンダ<7267>、トヨ
タ<7203>など自動車株が上位にランクイン。
一方で、指数インパクトの大きいファナック<6954>は値下がり寄与度トップ。また、
アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体関連が上位に。その他、
通信障害により社長の報酬を一部返上したKDDI<9433>がランクイン。
*15:00現在
日経平均株価 14615.04(+15.92)
値上がり銘柄数 108(寄与度+90.66)
値下がり銘柄数 101(寄与度-74.74)
変わらず銘柄数 16
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク 6200 290 +34.83
<9983> ファーストリテイ 35850 550 +22.02
<7267> ホンダ 3845 35 +2.80
<7203> トヨタ 6500 40 +1.60
<7270> 富士重 2772 31 +1.24
<6971> 京セラ 11200 30 +1.20
<6301> コマツ 2434 29 +1.16
<6305> 日立建 2220 24 +0.96
<1925> 大和ハウス 1849 24 +0.96
<6752> パナソニック 881 23 +0.92
<4502> 武田 4750 20 +0.80
<8058> 三菱商 1857 20 +0.80
<3402> 東レ 681 18 +0.72
<9301> 三菱倉 1583 18 +0.72
<6753> シャープ 444 17 +0.68
<7211> 三菱自 160 16 +0.64
<4911> 資生堂 1500 15 +0.60
<5713> 住友鉱 1251 14 +0.56
<7735> スクリーン 602 13 +0.52
<7205> 日野自 1695 13 +0.52
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6954> ファナック 15060 -200 -8.01
<6857> アドテスト 1613 -71 -5.69
<8035> 東エレク 4965 -115 -4.60
<9433> KDDI 5160 -50 -4.00
<7751> キヤノン 3410 -50 -3.00
<2914> JT 3605 -70 -2.80
<8253> クレセゾン 2439 -68 -2.72
<6976> 太陽電 1472 -64 -2.56
<4543> テルモ 5200 -60 -2.40
<7733> オリンパス 2926 -57 -2.28
<4324> 電通 3265 -50 -2.00
<1963> 日揮 3830 -45 -1.80
<8830> 住友不 4455 -45 -1.80
<6367> ダイキン 4645 -40 -1.60
<4506> 大日住薬 1441 -35 -1.40
<4568> 第一三共 1712 -32 -1.28
<8802> 菱地所 2785 -30 -1.20
<9064> ヤマトHD 2210 -29 -1.16
<2502> アサヒ 2743 -28 -1.12
<3382> 7&I-HD 3940 -25 -1.00
[先物OP市場ウォッチ]
大引け:午後指数は切り返す場面も、ソフトバンクが強い動き
*16:43JST
17日の日経225先物は、前日比変わらずの14600円で取引を終了。高値は14620円、安
値は14450円。上下レンジは170円。売買高はラージが4万2550枚、ミニは34万4287
枚。一方、TOPIX先物は、前日比3.0p高の1213.5p。高値は1215.0p、安値1204.0p、上
下レンジは11.0p、売買高は4万8208枚。
米国株が軟調な動きとなったことで225先物は反落で取引を開始。16日同様、手掛か
り材料に乏しいなかバーナンキFRB議長の議会証言が今晩予定されていることで、午
前中は様子見姿勢の強い展開となった。ただ、午後、指数インパクトの大きいソフト
バンク<9984>が強い動きとなったことなどから指数は切り返す場面も。商いは引続き
低迷となったが思いのほかしっかりとした相場展開となった。
225先物の手口では、Aアムロが1696枚の買い越しで買い筆頭となったほか、クレデ
ィ・スイス、ドイツ証券も1000枚超の買い越し。一方、野村が2544枚の売り越しで売
り筆頭となった。TOPIX先物はJPモルガンが8546枚の大幅な買い越しに。