日経平均寄与度ランキング(午後) 全面高の中、値下がりは10銘柄に、寄与度トップはファーストリテイ<9983>
全面高の中、値下がりは10銘柄に、寄与度トップはファーストリテイ<9983>
2013年07月30日
*15:10JST
30日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり214銘柄、値下がり10銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は大幅反発。直近3営業日で日経平均は1000円超の大幅下落となるなど、短期的な売られ過ぎ感が意識される中で、買い戻し優勢の展開となった。ただし、今後、決算発表がピークを迎える中で、積極的な押し目買いの動きはやや限定的に。大引けの日経平均は前日比208.69円高の13869.82円となった。東証1部の売買高は25億7904万株、売買代金は2兆2449億円。業種別では、電気・ガスやその他金融、海運、非鉄金属、鉄鋼、石油・石炭、証券、ゴム製品、輸送用機器などの上昇が目立ち、全セクターが上昇した。
指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値上がり寄与度トップに。また、売り込まれた反動からオリンパス<7733>、花王<4452>は寄与度上位に。その他、充電インフラ普及で提携したトヨタ<7203>が寄与度5位に。
一方で、大引け後に決算発表を控える東エレク<8035>が値下がり寄与度トップに。また、引き続き業績面での警戒感が続くキヤノン<7751>は寄与度2位。その他、4-6月期純損益が赤字に転落した日立建<6305>が3位に。
*15:00現在
日経平均株価 13869.82(+208.69)
値上がり銘柄数 214(寄与度+227.04)
値下がり銘柄数 10(寄与度-18.36)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 34400 300 +12.01
<7733> オリンパス 3015 184 +7.37
<9984> ソフトバンク 6300 60 +7.21
<6971> 京セラ 10240 170 +6.81
<7203> トヨタ 6070 170 +6.81
<4543> テルモ 5120 135 +5.41
<4452> 花王 3115 110 +4.40
<3382> 7&I-HD 3750 105 +4.20
<6902> デンソー 4660 105 +4.20
<4324> 電通 3125 95 +3.80
<5108> ブリヂストン 3480 95 +3.80
<6367> ダイキン 4100 95 +3.80
<7269> スズキ 2440 92 +3.68
<4704> トレンド 3340 90 +3.60
<7270> 富士重 2600 83 +3.32
<9613> NTTデータ 363500 8000 +3.20
<9735> セコム 5510 80 +3.20
<5713> 住友鉱 1306 77 +3.08
<8830> 住友不 4185 75 +3.00
<5002> 昭和シェル 907 72 +2.88
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 4305 -150 -6.01
<7751> キヤノン 3035 -65 -3.90
<6305> 日立建 1973 -61 -2.44
<4063> 信越化 6160 -50 -2.00
<2002> 日清粉G 1133 -31 -1.24
<2871> ニチレイ 500 -22 -0.88
<5332> TOTO 988 -22 -0.88
<4151> 協和キリン 1017 -18 -0.72
<4568> 第一三共 1665 -6 -0.24
<2269> 明治HD 4720 -10 -0.04
[先物OP市場ウォッチ]
大引け:為替の円高進行一服で自律反発優勢の展開に
*16:31JST
30日の日経225先物は、前日比290円高の13890円と5日ぶりの反発で取引を終了。高値は13920円、安値は13610円。上下レンジは310円。売買高はラージが6万2116枚、ミニは50万5163枚。一方、TOPIX先物は、前日比24.0p高の1150.0p。高値は1153.5p、安値1126.5p、上下レンジは27.0p、売買高は5万6628枚。
為替の円高進行が一服したことや4営業日で1180円急落した反動などから、225先物は買戻し優勢で取引を開始。買い一巡後は上値の重い展開となったが、上海総合指数が一段高となったことで指数も上げ幅を拡大する展開となった。仕組み債組成に伴う買い需要観測などが材料視されて引けにかけても強い動きに。日足の一目均衡表では雲下限からのきれいなリバウンドとなった。
225先物の手口ではドイツ証券が買い筆頭となったほか、UBSも1000枚超の買い越しとなった。一方、売り筆頭はバークレイズでクレディ・スイスが1000枚超の売り越しで続いた。TOPIX先物に関しては、ソジェン、野村、UBSの買いに対して、Nエッジ、モルガン、JPモルガンが売り向かう構図に。