日経平均寄与度ランキング(午後) 指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値下がり寄与度トップに
指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値下がり寄与度トップに
2013年07月31日
*15:11JST
31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり29銘柄、値下がり189銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は大幅反落。昨日の日経平均は200円超の大幅上昇となった反動から、戻り待ち売り優勢の展開となった。好決算銘柄が下支え役となり下げ渋る場面も見られたが、今晩の米FOMCを控えて大引けにかけては換金売りが膨らんだ。大引けの日経平均は前日比201.50円安の13668.32円となった。東証1部の売買高は25億9035万株、売買代金は2兆3138億円。業種別では、電気・ガスや空運、医薬品、保険、輸送用機器、海運、小売、機械などが軟調。一方、非鉄金属や石油・石炭、その他金融、情報・通信などが堅調だった。
4-6月期の営業利益が過去最高を更新したKDDI<9433>が値上がり寄与度トップ。また、4-9月期営業損益予想を上方修正した東エレク<8035>が寄与度2位に。その他、同じく業績好調の住友電工<5802>、コニカミノルタ<4902>、住友商事<8053>がランクイン。
一方で、指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値下がり寄与度トップに。また、前場に決算を発表したデンソー<6902>は材料出尽くし感から寄与度4位に。
その他、明日1日(木)に決算発表を控える京セラ<6971>、アステラス製薬<4503>、
は寄与度上位にランクイン。
*15:00現在
日経平均株価 13668.32(-201.50)
値上がり銘柄数 29(寄与度 +48.72)
値下がり銘柄数 189(寄与度-250.22)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 5410 350 +28.03
<8035> 東エレク 4465 160 +6.41
<5802> 住友電 1325 101 +4.04
<4902> コニカミノルタ 803 45 +1.80
<8053> 住友商 1312 35 +1.40
<6674> GSユアサ 432 30 +1.20
<4452> 花王 3140 25 +1.00
<6501> 日立 658 18 +0.72
<4043> トクヤマ 351 18 +0.72
<5332> TOTO 1001 13 +0.52
<5201> 旭硝子 635 11 +0.44
<9009> 京成 944 9 +0.36
<1925> 大和ハウス 1803 9 +0.36
<6506> 安川電 1171 7 +0.28
<5020> JX 521 6 +0.24
<8354> ふくおか 442 5 +0.20
<4324> 電通 3130 5 +0.20
<7003> 三井造 174 4 +0.16
<2002> 日清粉G 1136 3 +0.12
<8304> あおぞら 303 2 +0.08
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 33550 -850 -34.03
<6971> 京セラ 9950 -290 -11.61
<4503> アステラス薬 5250 -210 -8.41
<6902> デンソー 4460 -200 -8.01
<9984> ソフトバンク 6240 -60 -7.21
<7270> 富士重 2422 -178 -7.13
<7267> ホンダ 3630 -80 -6.41
<4543> テルモ 4965 -155 -6.21
<9613> NTTデータ 352000 -11500 -4.60
<9735> セコム 5400 -110 -4.40
<7203> トヨタ 5970 -100 -4.00
<2531> 宝HD 832 -96 -3.84
<6954> ファナック 14860 -90 -3.60
<7269> スズキ 2351 -89 -3.56
<6857> アドテスト 1281 -43 -3.44
<8830> 住友不 4105 -80 -3.20
<4704> トレンド 3260 -80 -3.20
<8802> 菱地所 2491 -71 -2.84
<4502> 武田 4375 -70 -2.80
<4568> 第一三共 1597 -68 -2.72
[先物OP市場ウォッチ]
大引け:前日の上昇分を吐き出す格好に、ソフトバンク失速
*16:31JST
31日の日経225先物は、前日比290円安の13600円と大幅反落で取引を終了。高値は13840円、安値は13600円。上下レンジは240円。売買高はラージが5万7914枚、ミニは46万7180枚。一方、TOPIX先物は、前日比24.5p安の1125.5p。高値は1149.5p、安値1125.5p、上下レンジは24.0p、売買高は5万6942枚。
前日の大幅反発の反動などが影響して225先物は反落で取引を開始。売り一巡後は、現物市場で決算が好感されたソフトバンク<9984>、KDDI<9433>が上げ幅を拡大したことで下げ幅を縮小する場面も見られた。ただ、期待された月末に伴うドレッシング買いは観測されなかったことなどから引けにかけては下げ幅を拡大。前日の上昇分(290円)を吐き出して取引を終えた。
225先物の手口ではUBSが1764枚の売り越し(買い方見えず)で売り筆頭となった。また、売り買いともに1万枚超となったAアムロも1132枚の売り越し。一方、ゴールドマン・サックスが1895枚の買い越しで買い筆頭に。TOPIX先物に関しては、クレディ・スイスの売りに対してBNPパリバ、ソジェンが買い向かう構図となった。