日経平均寄与度ランキング(午前)
値上がり銘柄数がやや上回るも全体的に小動き
2013年07月10日
*12:02JST
10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり115銘柄、値下がり88銘
柄、変わらず22銘柄となった。
日経平均は小幅に上昇。17.00円高の14489.90円(出来高概算13億1000万株)で前場
の取引を終えている。日経平均は前日に300円を超える大幅上昇を見せていたことも
あり、この反動から利益確定の売りが先行した。9日の米国株式相場は、NYダウが2ヶ
月半ぶりに4日続伸となったが、シカゴ日経225先物は大証比較で45円安であり、手掛
けづらさもあった。
指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、京セラ<6971>、東エレク<8035>が値上
がり寄与上位を占める。また、前日に公募増資を発表し大幅安となったオリンパス
<7733>はリバウンドの動きから値上がり寄与4位に。そのほか、デンソー<6902>、ア
サヒGH<2502>が値上がり寄与上位に。
一方で、指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>が値下がり寄与トップに。
また、利益確定売りからテルモ<4543>が値下がり寄与2位に。その他、前日に上昇し
た三菱地所<8802>、住友不動産<8830>などの不動産株が反動から値下がり寄与上位に
ランクイン。
*11:30現在
日経平均株価 14489.90(+17.00)
値上がり銘柄数 115(寄与度+62.97)
値下がり銘柄数 88(寄与度-45.97)
変わらず銘柄数 22
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンク 5800 60 +7.21
<6971> 京セラ 10900 130 +5.21
<8035> 東エレク 5000 90 +3.60
<7733> オリンパス 2997 69 +2.76
<6902> デンソー 4875 55 +2.20
<2502> アサヒ 2675 46 +1.84
<2914> JT 3770 45 +1.80
<3099> ミツコシイセタン 1478 42 +1.68
<9064> ヤマトHD 2287 42 +1.68
<9433> KDDI 5220 20 +1.60
<1963> 日揮 3825 40 +1.60
<6762> TDK 3710 35 +1.40
<4503> アステラス薬 5660 30 +1.20
<8252> 丸井G 1071 29 +1.16
<6305> 日立建 2122 29 +1.16
<6841> 横河電 1302 27 +1.08
<7951> ヤマハ 1228 25 +1.00
<8058> 三菱商 1824 24 +0.96
<8267> イオン 1401 22 +0.88
<9766> コナミ 2093 21 +0.84
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテイ 38300 -150 -6.01
<4543> テルモ 5060 -120 -4.80
<6954> ファナック 14810 -100 -4.00
<4704> トレンド 3240 -60 -2.40
<8802> 菱地所 2730 -39 -1.56
<7270> 富士重 2685 -30 -1.20
<4452> 花王 3365 -30 -1.20
<8830> 住友不 4390 -30 -1.20
<6857> アドテスト 1643 -14 -1.12
<8015> 豊通商 2830 -28 -1.12
<8253> クレセゾン 2534 -23 -0.92
<2802> 味の素 1368 -22 -0.88
<4502> 武田 4690 -20 -0.80
<7267> ホンダ 3835 -10 -0.80
<9613> NTTデータ 368000 -2000 -0.80
<6506> 安川電 1266 -20 -0.80
<9735> セコム 5580 -20 -0.80
<6103> オークマ 756 -16 -0.64
<4507> 塩野義 2166 -16 -0.64
<4272> 日化薬 1301 -15 -0.60
[先物OP市場ウォッチ]
動くSQ週の中日だが、約1ヶ月ぶりに雲上限突破へ:見通し
*08:13JST
9日の225先物は前日比360円高の14460円で取引を終了。買戻し中心で上値は重いと思
われたが、アジア株の上昇などを受けてOP権利行使価格14500円まで上昇する場面が
見られた。米国株式相場は上昇。ダウ平均は75.65ドル高の15300.34、ナスダックは
19.43ポイント高の3504.26で取引を終了した。IMF(国際通貨基金)が世界経済の成長
見通しを引き下げたことが嫌気されたものの、主要企業の4-6月期決算への期待感
や、スーパーマーケット大手の買収発表などを好感し終日堅調推移となった。
円建てCME先物の清算値は日中の大証終値比45円安の14415円。為替市場では、ドル・
円は101円10銭台、ユーロ・円は129円20銭台で推移(日本時間8時00分時点)。今年
に入りSQ週の中日即ち水曜日は大きく動くとのアノマリーがある。上に動きやすいと
の見方ではあるが、連日でオプション権利行使価格14500円にタッチしておりこの水
準がやや上値メドか。オプションのコールでは14500円の建玉残高が比較的積み上が
っていることで週末にかけてはこの水準が意識されやすい。一方、本日の夜にはバー
ナンキFRB議長の講演が控えていることで参加者は限定的との声も。
日足の一目均衡表では、雲上限が14215円まで切り下がることから約1ヶ月ぶりに雲突
破となる公算が大きい。遅行スパンも好転している状況下、トレンドは上向きに。日
足チャートでは5月23日の高値15960円からの下落幅(3560円)に対する61.8%戻しレ
ベル(14600円)手前での推移となっている。「半値戻しは全値戻し」との格言通り
の展開となるかを注目。本日の上値メドは14600円、下値メドは14300円とする。
*09:08JST
225先物は前日比10円安の14450円で取引を開始。欧米株式市場は総じてしっかりでは
あったが、ユーロがやや円高に振れていることなどから反落スタートとなっている。
本日の夜にバーナンキFRB議長の講演などが控えていることで様子見姿勢が強まりや
すいとの指摘がある一方、SQ週の水曜日は強いとのアノマリーが対立した格好に。
*10:14JST
225先物は前日比80円高の14540円まで上昇している。一部では14530円から14550円レ
ベルでストップロスが入っているとの観測。一方、TOPIX先物にはまとまった売りが
入っているとも伝わっているが、NT倍率(先物)は小動きに留まっている。