恐怖指数VIXは16.74、前日比低下

2013年10月05日 05:49

投資家の不安心理を示すVIX指数は16.74へ低下(前営業日17.67)。米予算協議の難航や債務上限問題といったリスク回避を促す材料に対する市場の見方は依然として厳しいものの、週末要因にともなう調整主体の動きなどもあって米株が上昇しリスク回避がやや緩んだことから投資家の不安心理は後退しVIX指数は低下した。またベイナー下院議長の協力姿勢を示す発言などにより一部関係者からは数日中の予算協議進展の可能性が指摘されるなど、小さいながらも期待感が出始めていることもVIX指数の推移に影響した可能性もある。
 VIX指数はリスク回避がやや緩んだことに合わせて昨日の大幅上昇から低下に転じると16.66を示現。その後はもみ合いとなり不安心理を再燃させるような動きとはならなかった。
 ダウ平均は前日比+76.10ドルの15072.58ドルで引けた。