恐怖指数VIXは15.54、前日比低下

2013年10月02日 05:41

 投資家の不安心理を示すVIX指数は15.54へ低下(前営業日16.60)。米予算協議については上・下院で足の引っ張り合いが続き進展が見られないが、こちらについては市場は悲観材料をほぼ織り込んでいる状態であり、投資家の不安心理を煽るような展開とはならず、むしろ米9月ISM製造業景況指数の好結果を背景に不安心理は後退することとなった。昨日大きく窓をあけて上昇していたことから、米経済指標の好結果が投資家の不安心理を著しく後退させるきっかけになったとの見方もできる。VIX指数は序盤から低下基調を辿ると、その後、いったんは緩やかに上昇したものの急激に不安心理を高めるような展開とはならず、引けにかけて再び低下に転じると15.47を示現した。
 ダウ平均は前日比+62.03ドルの15191.70ドルで引けた。