岸田外相 米国務長官と電話協議 シリア対応で連携一致

2013年09月01日 14:28

岸田文雄外相は31日夜、米国のケリー国務長官と電話で約20分間協議し、化学兵器使用疑惑のあるシリアの情勢改善と正常化に向け日米が緊密に連携する考えで一致した。米国やフランスが軍事攻撃へ最終調整を進めるなか、支持表明を検討している日本政府は「大義名分」探しに苦慮。政府内では支持表明に慎重論も根強く、米側の説明を踏まえて軍事攻撃の正当性をさらに精査する構えだ。