ロンドン市場 米金利低下 ドル円は98.70円台へ下押すも各通貨の反応様々
2013年09月16日 16:35
米10年債利回りは、日本の祝日で本邦勢が不在のため時間外取引での動きは乏しかったが、欧州入りにかけて2.8%前後へ水準を急低下させて動意し始めた。この動きをにらみ、ドル円は98.90円台から98.70円台へ水準を下げた。ただし、ユーロドルが1.3370ドル前後まで上昇した一方、ユーロ円は円買いの動きに影響され132円近辺へ水準を下げるなど、各通貨ペアで反応はまちまち。米債金利の低下は、サマーズ元米財務長官が次期FRB議長候補の辞退を表明したことが材料と考えられるが、為替市場ではアジア早朝にすでにその材料をある程度は織り込んでいる