ロンドン市場 午前 模様眺め、FOMC控えて動くに動けず
2013年09月13日 21:18
ロンドン午前の為替市場は売買見送りムードが強かった。週末であることに加えて、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は注目度が非常に高く、値動きはほとんど見られなかった。NYタイムまで手がかりになりそうな経済指標の発表がないことも動意のなさに拍車をかけた。
ドル円は99.60円付近で小動き。東京タイム終盤に米長期債利回りの上昇もあって99.98円まで買われたが、本邦勢やマクロ系の売りから押し戻された後は横ばいとなっている。ユーロドルは1.3264ドルの安値から切り返し、1.3290ドル付近で推移。こちらもドル高に振れた後は巻き戻され、昨日のNYクローズ水準でこう着感を強めた。ポンドドルは1.5777ドルの安値から1.58ドル前半まで反発し底堅さもあった。ただ、本日積極的に取引するような市場参加者も限られ値動きは緩慢だった。
クロス円もほぼ横ばい。ロンドン早朝にかけてドル円と伴に上振れする場面もあったが一時的で、その後の取引はほぼ無風だった。ユーロ円は132円半ば、ポンド円は157円半ば、加ドル円は96円半ばで取引された。豪ドル円も92円前半でこう着した。ただ、NZドル円は対主要通貨でのNZドル高を受けて、81.23円まで水準を切り上げた。