ロンドン市場 午前 基本的に様子見 欧州通貨が調整で軽く上下
2013年09月17日 21:09
ロンドン午前は、欧州通貨が指標結果に合わせ調整で軽く上下したものの、基本的には本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見ムードが支配的だった。ドル円は99円前半での動きを続けた。
ユーロドルは強い独・ユーロ圏ZEW景気期待指数を受け一時1.3370ドル、ユーロ円も132.70円まで上昇した。ただ、値幅は限定的で、上向きのトレンドを強める状態ではなかった。ポンドも欧州入りにかけ、対ドルで1.5938ドル、対円で158.17円まで上昇したが、インフレの落ち着きを示す弱めの英物価指数を受けて弱含んだ。ユーロがZEWを受けて底堅く推移したこともあり対ユーロでのポンド軟化も重しとなって、ポンドドルは1.5885ドル、ポンド円は157円半ばへ下押した。
オセアニア通貨は底堅かった。昨日の軟調な動きに対し、本日はFOMC前の調整を買い戻し方向で進めた。豪ドル/ドルは0.9348ドル、豪ドル円は92.60円台、NZドル/ドルは0.8203ドルまで上昇。NZドル円は昨日レンジを上回る81.35円まで上昇したが、ここ数日の高値もみ合いレンジ上限である12日高値81.39円は超えていない。