ロンドン市場 ユーロドル重さ継続、来週のECB理事会の市場関係者の見方は?
2013年09月25日 16:51
ユーロドルは1.34ドル後半を中心とした動きで、上値の重さが目立つ展開が続いている。先日のドラギ総裁の「必要であれば新たな長期オペ(LTRO)を実施する準備がある」との発言を背景に市場では新たな流動性供給への期待も高まりつつあるようだが、みずほ証券・投資情報部 チーフFXストラテジスト 鈴木健吾氏は「来週開催される欧州中央銀行(ECB)理事会で追加の流動性供給策の決定は想定していない」との見解を述べている。また同氏はユーロドル相場について「これまでの1.3000ドルを中心に1.2700-1.3300ドルのレンジで推移していたが、上方向にオーバーシュートし1.35ドルを示現したことは行き過ぎ感がある」とし、これも前述のECB総裁の発言につながっているとの見方を示した。