ロンドン市場 ドル円は100円前後に浮上、複数テーマで円売り・ドル買い

2013年09月10日 16:18

ドル円は100.04円へと上値を切り上げた。ロシアがシリアに対して化学兵器の廃棄を提案し西側諸国による武力介入が回避される可能性が浮上したこと、安倍首相が経済対策パッケージの取りまとめを指示したことのほか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和(QE)縮小を見据え、円売り・ドル買いが優勢となっている。日本の新たな経済対策は消費税増税を前提にした景気下支えの意味合いが強いものの、日本の景気回復期待と相まって円売りが入っている。欧州株式市場も上昇して始まった。ポンド円は156.99円まで上昇し、年初来高値を更新。