ロンドン市場 ドル円の下押しは限定的、底堅さは変わらず

2013年09月05日 16:04

 欧州タイムに入り、やや円買いが強まるもドル円の下押しは99.57円までにとどまり、底堅さは変わらずで、これからも100円突破を目指す展開は続きそうだ。本日の日銀金融政策決定会合では現行の金融政策を据え置き、円相場の反応は鈍かったが、その声明で「わが国経済は緩やかに回復している」と景気判断を上方修正したことはドル円の下支えになりそうだ。明日の米8月雇用統計を控え、一方的にポジションを傾けにくいが、本日発表予定の米8月ADP全国雇用者数や米新規失業保険申請件数の結果次第では、100円台突破も見えてきそうだ。