ドル円下げ渋り、薄商いのなかのフローはいく分修正される

2013年09月16日 08:49

ドル円は2日以来の安値となった98.45円から98.90円前後へ持ち直して推移。朝方にサマーズ元米財務長官が、次期FRB議長候補のレースから外れたことを材料にして進んだドル売りは落ち着いた。週明けだったことに加え、東京勢が不在となる薄商いのなかでのフローによる動きは、やはり早めの段階でいく分修正されている。ただ、ドル円は先週末の引け値99.38円を下回る推移が続いており、ギャップを埋めきるだけの力強さは感じられない。