アジア株 上海株が大幅高、弱い輸出が金融緩和への期待広げる
2013年07月10日 19:53
東京時間19:22現在
香港ハンセン指数 20904.56(+221.55 +1.07%)
中国上海総合指数 2008.13(+42.67 +2.17%)
韓国総合株価指数 1824.16(-6.19 -0.34%)
豪ASX200指数 4901.36(+19.70 +0.40%)
インドSENSEX30種 19294.12(-145.36 -0.75%)
10日のアジア株では、上海株の上昇が目立った。上海総合指数は2.17%高で引けている。この日発表された6月中国貿易統計で輸出が前年同月比3.1%減と落ち込んだ。1年5ヶ月ぶりの減少だった。中国税関当局は、輸出と輸入で深刻な試練に直面しているとの見解を示した。この結果を受けて序盤は株式が売られたが、次第に持ち直した。市場には弱い統計を受けて人民銀行が金融緩和策を打ち出すとの期待感が広がったようだ。香港株も連れ高となり、1.07%高で引けている。貿易相手国の株式市場はネガティブな反応だった。韓国総合株価指数は0.34%安。豪ASX200指数は0.40%高と上げ幅を縮小して引けた。