取引方法
FX取引では、各国の通貨を売買します。そもそもの目的とは、ある一つの通貨をもう一つの通貨と交換し、買った通貨の価値が上がることを期待し、上がった場合にその通貨を売って利益を得ることです。
●米ドル(USD)対日本円(JPY)の例(利益)
1ドル100円の時に、100ドル購入したとします。
USD:+100
JPY:-10000 (100ドルx100=10000円)
2週間後、1ドル105円になったので、買った100ドルを売ります。
USD:-100
JPY:+10500 (100ドルx105=10500円)
この場合、もともと所有していた10000円が10500円になったので、500円の利益を得たことになります。
●米ドル(USD)対日本円(JPY)の例(損失)
1ドル100円の時に、100ドル購入したとします。
USD:+100
JPY:-10000 (100ドルx100=10000円)
2週間後、1ドル90円になったので、これ以上下がる前に、買った100ドルを売ります。
USD:-100
JPY:+9000 (100ドルx90=9000円)
この場合、もともと所有していた10000円が9000円になってしまったので、1000円の損失が出たことになります。
損益の計算方法
例1 利益
通貨ペア USD/JPY
ビット (売り)109.80
アスク(買い)109.83
上記ではビットが109.83、アスクが109.80となっています。今後米ドルが強くなっていくと予想し、109.83で米ドルを「買い」ます。 USD/JPYのピップは0.01円です。 1ピップにつき、1000円で取引を行うとします。
翌日、期待通り米ドルが好調になったのでポジションを終了します。終了するには、110.55で「売り」ます。
110.55 – 109.83 = 0.72 = 72ピップ
72x1000円=72000円の利益が出たことになります。
例2 損失
通貨ペア USD/JPY
ビット (売り)109.80
アスク(買い)109.83
上記を見て、今後米ドルが弱くなっていくと予想し、109.80で米ドルを「売り」ます。 USD/JPYのピップは0.01円です。 1ピップにつき、1000円で取引を行うとします。
翌日、予想に反して米ドルが好調なので、これ以上損をする前にポジションを終了することにします。終了するには、110.58で「買い」ます。
109.80 – 110.58 = -0.78 = -78ピップ
-78x1000円=-78000円の損失が出たことになります。