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東京市場 午前概況 ドル円は調整で120円割れも値動き限定的

2015年03月06日 12:15
東京タイム午前の為替市場では、今夜の米雇用統計を前にしたポジション調整が円買い戻し方向で進んだ。日経平均株価は約15年ぶりの高値をつけたものの、このところリスク選好の円売りにつながらない。日銀の1-3年物オペ減額を受けて、本邦中期債の利回りが上昇し、円買いが強まった。ドル円は一時119.92円まで下落。ただ、イベント前の市場では強いトレンドが発生しにくく、値動きは限られた。   ユーロ円も132.18円まで円高推移。ユーロドルが一時1.1014ドルまでじり安となったこともユーロ円の上値を重くした。しかし対円でのドル下落を手掛かりにユーロドルが下げ渋るなど、市場全般的に方

【見通し】(東京市場 為替) 海外の水準を引き継いで米雇用統計前のこう着に

2015年03月06日 08:06
NYタイムは、ユー安・資源国通貨安を背景にドル全面高。米新規失業保険申請件数は9カ月ぶりの高水準、米1月製造業受注指数は前月比プラス予想に反し-0.2%と米指標はさえなかったものの、ドル売りは強まらなかった。ユーロは、欧州中央銀行(ECB)が3月9日開始の国債購入について、状況次第で終了予定の2016年以降も継続する可能性を示唆。成長見通しの上方修正を好感し、ユーロが強含む場面もあったものの買いは一時的だった。ユーロドルは1.1115ドルを高値に1.0988ドルと2003年9月以来の1.10ドルの大台割れ、ユーロ円は133.58円を上値に132.13円まで弱含んだ。ポンドドルは1.521

本日の予定

2015年03月06日 07:48
<国内> ・08:30   閣議後、閣僚会見予定 ・08:50   2月日本銀行の対政府取引 ・14:00   1月景気動向指数(予想:先行105.8/一致112.2、12月:105.6/110.7)       <海外> ・12:00 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(経済見通し、ホノルル) ・16:00  ...

NY為替概況 ドル全面高、ユーロドル1.10ドル大台割れ

2015年03月06日 07:46
NY為替市場ではドル全面高。米新規失業保険申請件数は市場予想の29.5万件に対し32.0万件と、9カ月ぶりの高水準となった。米1月製造業受注指数は前月比プラス予想に反し-0.2%となるなど、この日の米指標はさえない結果となったものの、強いドル売りの動きは見られなかった。資源国通貨・ユーロ安を背景に、ドルは主要通貨に対して堅調だった。ドル円は120円前半で底堅く、120.40円まで上値を伸ばした。だた、引き続き120円半ばでの重さは意識され伸び悩んでいる。   ユーロは軟調。欧州中央銀行(ECB)は市場予想通りに主要政策金利と上限・下限金利を据え置いた。ECBが成長見通し

ロンドン市場 午前概況 ドル円120円台回復、取引は盛り上がりに欠ける

2015年03月05日 20:41
ロンドン午前は円がじり安。欧州中央銀行(ECB)理事会を控える中で様子見ムードは強かったが、ドル円が米長期金利の上昇に連れて上値を伸ばしたことで、円売りが優勢となった。ただ、イベントを控え積極的に取引する感じでもなく、全体的には盛り上がりに欠けた。   ドル円は、米長期金利が2.13%付近へもち直したことを受け、120.20円までレンジ上限を拡大。クロス円も安値から切り返す格好に。ユーロ円は、早朝に132.17円まで下押しした後に132.88円の本日高値を塗り替えたほか、ポンド円は183.38円、加ドル円は96.83円までレンジ上限を拡大した。   他

東京市場 午後概況 ドルはほぼ全面高、ユーロドルは下値探りを継続

2015年03月05日 15:37
東京午後はドル高が継続。ユーロドルは1.1053ドルまで下げ、2003年以来の安値を塗り替えた。本日、欧州中央銀行(ECB)は国債購入プログラムの詳細を発表する見通し。ポンドドルは1.5243ドルまで下落。約2カ月後に迫った英総選挙を控えてポンドを買う理由はあまり見当たらない。   NZドル/ドルは0.7538ドルまで安値を更新。東京タイム午前にNZ準備銀行(RBNZ)が不動産投資に関する新たな規制を検討していると発表したことで、継続してNZドルが売られている。NZではオークランドを中心に住宅価格の上昇が続いており、新たな規制が策定された後に奏功すれば利下げ余地が生まれ

東京市場 午前概況 背景まちまちで強い方向感は出ず、様子見ムード

2015年03月05日 12:11
東京タイム午前、ドル円は週末に米雇用統計を控えた様子見ムードもあって、119円後半レンジで上下した。戻りの鈍いユーロに対するドルの底堅さや、株価がマイナス圏から持ち直したことによる小幅な円売りで、一時119.86円へ上昇。日経平均株価は前日比マイナスで寄り付いたものの持ち直し、18735円(+31)で前場を引けた。しかしドル円の値幅は限られた。豪ドルがRBA高官の発言で持ち直し、相対的にドルの上値が重くなった面もあって、為替相場全般的に強い方向感がない。木内日銀審議委員の「展望レポートに比べ経済・物価見通しに慎重」、「2%物価安定の目標達成時期、2年程度でなく中長期の目標とすること提案」

ロンドン市場 午前概況 ユーロが下落、ネガティブな話題重なる

2015年03月04日 21:01
ロンドン午前はユーロが下落。さえない欧州各国のサービス業PMIが重しとなった。また、英国に拠点を置く決済会社による一部のユーロ建て金融商品の決済を禁止するECBの方針を不服として、英政府が2011年に欧州裁判所に提訴していた問題で、英政府が勝訴したとの話題など、ユーロに対するネガティブなイメージのニュースが複数重なった。   ユーロドルは、1.1150ドルに設定されていたオプションバリアを下回ると売りが加速。リアルマネーの売りが観測されたとの声が聞かれる中、1.1115ドルと2003年以来の水準を示した1月26日安値1.1098ドルに迫った。ユーロ円も132.93円と2

東京市場 午後概況 為替市場は小動き、普段通りの模様眺め

2015年03月04日 15:36
東京午後、ドル円は119.78円まで小高く推移する場面はあったが、午前と同様に動意は薄い。ドル円の値幅は30銭程度にとどまっている。週後半は欧州中央銀行(ECB)理事会、米雇用統計など注目イベントが多い。今晩は追加利下げ観測のあるカナダ銀行(BOC)が政策金利を発表する。日経平均株価は100円安程度まで下げ幅を削ったが、株価動向に対する円相場の関心は引き続き乏しい。   ユーロ円は133.59円まで弱含み。ユーロドルが1.1163ドルまで小幅に軟化したことが背景。ECB理事会などで新たなユーロ売りの手がかりが加わるとは思えないが、ユーロ安圧力は後退していない。 &n

東京市場 午前概況 ドル円119円半ば 株安が上値の圧迫要因に

2015年03月04日 12:21
東京タイム午前はドル円やクロス円が上値の重い推移。海外市場の流れを引き継ぎ、日経平均が一時200円安を超える水準まで調整したことが上値を抑制した。ドル円は119.50円まで売られた。ただ最近の株価との相関性の低さを象徴するように、1%近い株価の下げに対する値動きとしてはわずか。ユーロ円が133.62円と昨日の安値をわずかに割り込んだものの、ポンド円は183.60円、NZドル円は90.30円、加ドル円は95.67円までの下押しにとどまった。   発表された豪10-12月期GDPが前期比ベースで市場の予想を下回ったため、豪ドル/ドルは0.7796ドル、豪ドル円は93.29円

【見通し】(東京市場 為替) イベントのはざまで方向感乏しい

2015年03月04日 08:04
NYタイムでは、日銀の追加金融緩和に否定的な見解を示した内閣官房参与の発言も尾を引くなか、米株価の失速も手伝って、ドル円が119.38円まで安値を更新する場面があった。ユーロドルは1.12ドルを挟んだ往来が続き、豪ドル/ドルは0.7845ドル、NZドル/ドルは0.7574ドルまで買い戻しが進むなどまちまち。加GDPが市場の想定を上回ったことでドル/加ドルは1.2433加ドル、加ドル円は96.27円まで加ドルが買われるなど、全体的にはドル高が巻き戻されるような展開となった。   東京タイムでは豪10-12月期GDPや中国2月HSBCサービス業PMIの公表が予定されている。

NY為替概況 材料難で方向感薄い、強いGDPで加ドル上昇

2015年03月04日 07:33
NY為替市場では手がかりが乏しい中、ややドル高への調整が先行したものの方向感は鈍い。ダウ平均が一時昨日の上げ幅をほぼ帳消しするなど、米株の利益確定売りの動きも嫌気されて、ドル円は119.38円まで安値を更新した。本田内閣府参与がドル円は「コンフォート・ゾーン」の上限にあるとの見解を示し、「景気過熱を回避するために、日銀は追加金融緩和を控えるべき」と述べたことも引き続き意識された可能性はある。   NYタイムでは加ドルの堅調さが目立った。この日発表された加10-12月期GDPは市場予想を上回る+2.4%となり、前回分も+2.8%から+3.2%に上方修正された。また、12月

LDNFIX ドル円119円半ば、GDPで加ドルは急伸

2015年03月04日 01:01
ロンドンフィックスにかけては加ドルの急伸が目立った。この日発表された加10-12月期GDPは市場予想を上回る+2.4%となり、前回分も+2.8%から+3.2%に上方修正された。また、12月GDPも前月比・前年比ともに市場予想を上回る強い結果となり、加ドルは急伸。ドル/加ドルは1.2433加ドルまでドル安・加ドル高が進み、加ドル円は96.27円まで高値を更新した。   手がかりが乏しく、日を通して調整下げが先行したドル円は119.39円まで一段安。高値圏で推移している米株の利益確定売りが優勢となったことや、米10年債利回りが一時マイナス圏に沈むなど上昇が一服したこともドル

【トレードイメージ】ドル/円 意識される水準がより明確に

2015年03月03日 19:42
昨日、本日とドル円は昨年12月以降の三角もち合い上限を試した後に押し戻されているが、弾き返されたことで意識される水準がより明確になったといえる。ブレイク後のドルの動意に関心が集まりそうだ。    今週の米雇用統計で賃金などが強ければ、再来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて思惑が高まる可能性が高く、昨日からの先走った動きにあまり違和感はない。事実よりも思惑のほうがマーケットを動かす燃料として力強い場合は多々ある。現在はそのような環境下にあると思われる。ただ、目先はいったん休憩か。   ・想定レンジ上限  ドル円の上値めどは、12月以降の三角

東京市場 午後概況 豪ドル堅調、RBAは追加利下げを見送り

2015年03月03日 15:27
東京午後は豪ドルが買い戻された。追加利下げと据え置き観測が入り混じっていたなか、豪準備銀行(RBA)理事会は政策金利の据え置きを決定した。RBA声明では追加利下げが示唆されているが、原油安を背景に金融緩和に動く中央銀行が少なくなく、利下げが自国通貨安につながりにくくなっていることから、豪ドルショートの利益は伸びにくくショートカバーも入りやすい。豪ドル/ドルは0.7842ドル、豪ドル円は93.86円まで上昇。豪ドル高に連動し、NZドル/ドルは0.7548ドル、NZドル円は90.33円まで強含んだ。   ドル円は120円前半を試した反動もあって119.58円まで下げ幅を拡大
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